中国において、CSR活動に取組みCSRディスクロジャーを行っている企業の中心は上場企業であり、なかでも国の基幹産業を担っている中央企業である。 一方で、地方の経営者や一般市民にとって、CSRは、国の法律を守り利益を追求し、消費者・従業員・生態環境にとってプラスの貢献(good things)を行うことである。CSRは企業の利益追求とは両立しないが、企業の良好なイメージ形成に役立つものであるから、長期的な利益獲得に向けて支払われるべきコストである。CSRは企業の経済的利益の追求に奉仕すべきものであり、ステークホルダーの中心に位置するのは、従業員、それから政府(党)・消費者であると認識されている。
|