教師教育の高度化にむけて、「授業実践アーカイブ」を活用した、学修プログラムを開発試行した。同時に「授業実践アーカイブ」の整備、利用環境の改善を行い、公開講座、研究会での利用も試みた。 開発プログラムは、通年の教職大学院の授業科目を学校における実習と組み合わせた。院生の実習プラン作成でアーカイブは有効だった。また、公開講座を経て卒業生が弘済会の論文募集に応募、最優秀賞を受けた。 過去の優れた記録として昭和8年~18年に、35部だけ発行された、群馬県玉村小学校校内研究誌『草原』全10号を発見、現代仮名遣いで復刻、合冊も作成した。「教育実践アーカイブ」の一部は附属図書館やウェブ上でも閲覧できる。
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