研究課題
基盤研究(C)
本研究において随伴束K+Lがnefとなる任意のn次元準偏極多様体(X,L)に対して随伴束のm階テンソルm(K+L)の大域切断のなす次元が正となるmの値の最小値m(n)を調べ, 2n-4以下になることを示した(ただしKはXの標準因子とする). また4次元の偏極多様体に対してBeltrametti-Sommese予想を示すことに成功した. さらに偏極多様体の不変量である断面種数や断面classに関する研究も行い, 今までに知られていなかった成果を得ることができた.
代数幾何学