研究課題
基盤研究(C)
アーベル多様体の一般型な部分多様体は擬小林双曲的であることを証明した。これは、1920年代のブロッホの研究に始まり、1970年代の落合、川又による研究で証明された、いわゆる整正則曲線に対するブロッホ予想を、単位円板からの正則写像の族に対する、弱い意味でのコンパクト性に拡張するもので、当該分野において話題とされてきた未解決問題であった。
複素幾何学