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2016 年度 研究成果報告書

X線スペクトルと時間変動解析によるブラックホール降着流の状態遷移機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24540237
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 天文学
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

久保田 あや  芝浦工業大学, システム理工学部, 准教授 (00391938)

研究協力者 ドーン クリス  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワードX線 / ブラックホール / 降着流 / 状態遷移 / すざく衛星 / very high state
研究成果の概要

恒星質量ブラックホールと通常の恒星と近接連星系を形成したブラックホール連星 (BHB) は、質量降着が極端に少ない静穏状態から、中心部への降着による急激な増光により状態の遷移がはじまる。状態遷移を理解し、エネルギー放出効率の変化を引き起こすパラメータを導くには、遷移の過渡状態であるvery high状態(VHS)の理解が欠かせない。研究代表者らは、放射モデルを構築し、これを日本のX線天文衛星「すざく」で観測されたBHBのVHSデータに応用した。その結果、VHSにおいて、円盤が徐々に内側にむけて成長していくこと、また、非熱的電子が大きな役割を果たすことを示した。

自由記述の分野

X線天文学 ブラックホール観測

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公開日: 2018-03-22  

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