連携研究者 |
大久保 忠恭 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (90272997)
小林 祐次 大阪大学, 工学研究科(研究院), 特任教授 (20127228)
長尾 秀実 金沢大学, 自然科学研究科(大学院), 教授 (30291892)
杉森 公一 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 准教 (40581632)
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研究成果の概要 |
大気又は排出CO2を固体炭酸として貯蔵するCCS技術が注目を浴び低コストを実現する触媒開発が待望される.本研究ではCaCO3を主成分とする貝殻の形成にCa2+結合型炭酸脱水酵素が関与することに着目,本酵素の3つの性質「低濃度CO2選択的捕捉する特異性/高いCO2水和触媒能/Ca2+結合能」による貝殻形成に係る仕組みが適切に模倣されれば,CO2を効率的にCaCO3結晶に転換する仕組みを開発することが可能となる.今回,高活性酵素変異体と新たに見出した結晶析出法を利用,固体炭酸形成反応を高効率化し,同時に本酵素触媒機構から中心的機能を抽出し,実用性の高い触媒モジュール開発を目的とする研究を行った.
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