可変くし形フィルタを用いた適応ハウリング抑圧

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24560459
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 通信・ネットワーク工学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 飯國 洋二 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80168054)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: くし型フィルタ / 周期性雑音 / ノッチゲイン / 除去周波数 / 除去帯域幅

研究成果の概要

ノッチゲインと除去帯域幅を決める二つの設定係数を，それぞれ線形位相FIRフィルタに置き換えることで，ノッチゲインと除去帯域幅を周波数ごとに任意に設定する方法を導出した．ノッチゲインを自動設定するためにノッチゲイン用FIRフィルタを自動更新するアルゴリズムを導出した．ノッチフィルタの出力に線形予測器を縦続接続し，その出力の相関が小さくなるように除去帯域幅係数を自動更新するアルゴリズムを導出した．そして，実験を行い性能を評価した．

自由記述の分野

信号解析