研究課題
基盤研究(C)
本研究では,次世代誤り制御方式の中核をなすものと期待されているLDPC符号化システムに関する,新たな高速符号化法や性能解析手法の開発を行った。具体的には,線形連立方程式の効率的な解法であるDM分解法や,ヤコビ法に代表される反復解法に着目し,(1)任意の有限体上の線形符号に適用可能な高速符号化手法の開発,(2)近年新たに提案されたLDPC符号の1クラスである「SCーLDPC符号」と従来のLDPC符号との厳密な性能比較,を行う事に成功した。
情報通信工学