研究課題
基盤研究(C)
細胞の余剰脂質を排出するABCGタンパク質の脂質排出を制御する新規の翻訳後制御機構を明らかにすることで、生体の脂質恒常性制御の機構を解明することを目的として研究を行った。その結果、神経細胞におけるABCG1とABCG4の制御、脂肪酸によるABCGタンパク質の機能制御、相互作用タンパク質による機能制御などを明らかにした。これらの成果は、脂質恒常性制御機構の解明につながるとともに、メタボリックシンドロームやアルツハイマー病の治療や予防にもつながる。
生化学