キンギョにおいて、一次内臓感覚核の線維連絡をまず明らかとして、論文として公表済みである。二次内臓感覚核の線維連絡の調査も終了した。重要な発見は、二次内臓感覚核から摂食制御関連ペプチドニューロンの周辺への投射である。論文原稿はほぼ完成していて、まもなく投稿する。間脳の内臓感覚核も同定し、終脳への投射も突き止めた。この成果も論文原稿がほぼ完成している。キンギョの脳アトラスは完成して、それに対応する本文原稿を準備中である。 ティラピアについては、間脳の内臓感覚核から終脳への投射を明らかとしており原稿準備中である。また、視床下部の内臓感覚性部位と終脳との連絡も明らかとなり、論文として報告した。
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