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2014 年度 研究成果報告書

細胞内イオン環境と小胞輸送におけるV-ATPaseの機能

研究課題

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研究課題/領域番号 24590086
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

中西 真弓  岩手医科大学, 薬学部, 准教授 (20270506)

連携研究者 後藤 奈緒美 (松元 奈緒美)  岩手医科大学, 薬学部, 助教 (80403971)
研究協力者 二井 將光  岩手医科大学, 薬学部, 教授 (50012646)
岡本 晴子  岩手医科大学, 薬学部, 特任講師 (40552899)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードプロトンポンプ / 酸性環境 / 破骨細胞 / 小胞輸送 / 一分子観察 / ナノモーター / 骨代謝
研究成果の概要

破骨細胞への分化に伴い、リソソームが形質膜に向かって移動、融合することで、骨吸収に必要な酵素が分泌される。我々は、リソソームに局在するV-ATPase(液胞型プロトンポンプ)を構成するa3イソフォームが、微小管に沿った小胞輸送を制御するGTP結合タンパク質と特異的に結合することを見出した。a3は活性型(GTP型)より不活性型(GDP型)の因子と強く結合した。また、リソソームの移動には、この因子が活性型であることが必要であった。a3遺伝子欠損マウスの破骨細胞では、この因子はリソソームに局在しなかった。a3は、不活性型の小胞輸送調節因子をリソソームにリクルートしていると考えられる。

自由記述の分野

生化学、細胞生物学、生物物理学

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公開日: 2016-06-03  

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