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2014 年度 研究成果報告書

海馬神経細胞のS1P受容体をターゲットとした新規てんかん治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24590112
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関神戸大学

研究代表者

岡田 太郎  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80304088)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードスフィンゴシン1-リン酸 / スフィンゴ脂質
研究成果の概要

脳脊髄液中のalpha-synuclein(ASN)が難治性てんかんのバイオマーカーであるとの報告に基づき、神経細胞のS1P受容体に対するASNの影響について検討したところ、細胞外に添加したASNがS1P1受容体とGiタンパク質の共役を阻害するという、きわめて興味深い現象が見いだされた。さらに、このASNによるS1P受容体-Gタンパク質共役の阻害について、そのサブタイプ特異性を検討したところ、ASNはS1P1受容体およびS1P3受容体とGタンパク質の共役のみを特異的に阻害することが明らかとなった。この知見は、未だ不明な点の多いてんかんの病理メカニズムを考える上できわめて重要である。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2016-06-03  

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