研究課題/領域番号 |
24590472
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
大森 泰文 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90323138)
|
研究分担者 |
吉岡 年明 秋田大学, 医学部, 講師 (80302264)
山本 洋平 秋田大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70400512)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | コネキシン / 癌幹細胞 / 小胞体ストレス / ゴルジ体ストレス / ATF6α / がん進展 |
研究成果の概要 |
コネキシンと呼ばれるタンパク質は、通常、細胞膜に局在しているが、がん細胞においては、しばしばゴルジ体に貯留している。この量が増加するとゴルジ体におけるATF6αタンパクの活性化が促進される。活性化したATF6αは核内に移動し、転写因子として機能することで、特定のmRNA合成を行う。これらのmRNAには小胞体ストレスの回避に寄与するGRP78のmRNAがあり、これにより、癌幹細胞はストレスに対する耐性を得て、腫瘍の進展が促進されるのである。この分子機構を阻害することは、がんの制圧に寄与するものと期待される。
|
自由記述の分野 |
実験病理学
|