研究課題/領域番号 |
24590537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
川原 一芳 関東学院大学, 理工学部, 教授 (20195126)
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研究分担者 |
尾之上 さくら 関東学院大学, 理工学部, 講師 (60214194)
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研究協力者 |
金城 雄樹 国立感染症研究所, 真菌部, 部長
水口 裕紀 関東学院大学大学院, 工学研究科
高田 春比古 東北大学大学院, 歯学研究科, 教授
多田 浩之 東北大学大学院, 歯学研究科, 講師
飯田 博一 関東学院大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 自然免疫 / 糖脂質 / ペプチドグリカン / 乳酸菌 |
研究成果の概要 |
本研究では、乳酸菌が示す穏やかな免疫活性化能と乳酸菌の細胞膜成分との関係を解明しようとした。一般的な乳酸菌であるLactobacillus brevisとEnterococcus faeciumについて、グリセロ糖脂質を精製し、機器分析によって構造の一部を明らかにした。またペプチドグリカンを抽出し、酵素処理や化学処理で可溶化した。 これらの菌体成分について免疫活性を調べたところ、グリセロ糖脂質が示すナチュラルキラーT細胞活性化能は弱かったものの、可溶化ペプチドグリカンは明瞭なサイトカイン産生活性を示した。これらの結果から、免疫活性を示す細胞膜成分の主体はペプチドグリカンであると推定された。
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自由記述の分野 |
細菌学
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