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2014 年度 研究成果報告書

自殺による損失寿命量の地域特性と社会要因との関係

研究課題

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研究課題/領域番号 24590806
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関山梨県立大学

研究代表者

小田切 陽一  山梨県立大学, 看護学研究科, 教授 (20152506)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード自殺 / 損失寿命 / 非正規雇用 / 地域格差
研究成果の概要

近年のわが国の自殺の若年化傾向に関して、都道府県別の損失寿命を測定して、社会要因との関連において地域特性を明らかにすることを目的とした。全国の自殺による損失寿命は、自殺率の高止まりにもかかわらず増大し、自殺の若年化の進行が示された。都道府県別の損失寿命の年次推移は、大都市圏を含む都道府県と地方で異なる特徴を有し、性差も認めた。地域相関研究による社会要因の検討からは、とくに男性での経済・雇用との関連が示唆され、自殺による損失寿命の地域差の背景要因であることが示唆された。傍証として、自殺率と雇用・経済要因との分析から、完全失業率や非正規雇用割合が時代、世代、年齢の影響を受けていることが示された。

自由記述の分野

公衆衛生学

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公開日: 2016-06-03  

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