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2015 年度 研究成果報告書

過敏性腸症候群のストレス応答を規定する神経免疫学的基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24590875
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関東北大学

研究代表者

金澤 素  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70323003)

研究分担者 鹿野 理子  東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (20344658)
福土 審  東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80199249)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード過敏性腸症候群 / 消化管運動 / 内臓知覚 / コルチコトロピン放出ホルモン / ストレス
研究成果の概要

本研究において過敏性腸症候群(IBS)のストレス応答を規定する神経免疫学的基盤の評価方法を確立した。すなわち、コルチコトロピン放出ホルモン(CRH)を末梢投与したときの大腸収縮反応を大腸バロスタットを利用して評価した。
CRH負荷後に大腸平滑筋トーン、収縮運動の亢進が確認され、その変化は健常者よりもIBS患者で有意な増大を示した。この過大反応は、内臓痛覚過敏性と関連していたが、血中ACTH・コルチゾール濃度の変化、幼少期の親の養育行動とは独立していた。
以上の結果から、IBS病態に果たすストレス応答の役割が明確になり、今後のIBS治療の開発にあたり重要な知見が得られた。

自由記述の分野

心身医学

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公開日: 2017-05-10  

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