我々は拡張型心筋症および心筋梗塞モデルマウスにおいて、リンパ管新生インデューサーであるVEGF-C156S及びリンパ管新生ブロッカーであるVEGFR3-Fcの治療効果につき検討し,臨床応用可能な心臓リンパ管新生調整因子による治療法をマウスモデルにおいて確立し,臨床応用に向け,これらの治療法をより発展させた.さらに,治療用マイクロデバイス開発を視野に入れた動物実験も行うことを検討した。我々は心筋細胞の配列を制御する方法を開発しており、この技術を用い、リンパ管新生インデューサー、VEGF-C156S及びリンパ管新生ブロッカー、VEGFR3-Fcの治療戦略への応用も検討した。
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