研究課題/領域番号 |
24591128
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
GABAZZA Esteban 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00293770)
|
研究分担者 |
小林 哲 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (20437114)
|
連携研究者 |
モーサー ジョン 三重大学, 医学系研究科, 客員教授 (40571625)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 肺気腫 / 細胞内伝達機構 / NF-kappaB / RNA干渉 / プロテアーゼ / MMP-2 / 煙草 / 炎症性サイトカイン |
研究成果の概要 |
本研究では全身にヒトmetalloproteinase-(MMP-)2 を発現するトランジェニック(TG)マウスを作製し、タバコ煙抽出物の吸引投与により、3週間程度の短期間で慢性閉塞性肺患(COPD)を高い確率で発症することが確認できた。本TGマウスを用いることにより、COPDに関する研究を飛躍的に発展させられる。また、本研究では、COPDの発症に及ぼすNF-kappaB siRNAの吸入の効果を検討した。その結果、非投与のMMP-2 TGマウス群に比べ、NF-kappaB siRNAを投与したTGマウス群では気管支肺洗浄液中の総細胞数、肺組織中の炎症性サイトカインの発現が有意に高値を示した。
|
自由記述の分野 |
免疫学
|