研究課題/領域番号 |
24591139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
中山 勝敏 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (40321989)
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連携研究者 |
石川 威夫 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60366200)
荒屋 潤 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (90468679)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 慢性閉塞性肺疾患 / フェノタイプ / 肺機能急速減衰 / 難治化増悪 / 全身性炎症 / 酸化ストレス / 喘息COPDオーバーラップ症候群 |
研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の表現型として特に臨床的に重要な「肺機能急速減衰」と「増悪難治化」の表現型に関与する分子細胞因子を検討した。肺機能急速減衰は全身性炎症指標のTNF-a値が初期の低値から高値へ増高する際におこりやすく、増悪難治化は増悪の引金が宿主常在GNRである場合におこりやすいことが示された。 さらに、COPD、喘息(BA)、両者合併(ACOS)における「全身性炎症」と「酸化ストレス」について検討した。その結果、全身性炎症は喫煙病態をもつCOPD/ACOSがBAに比して強く、また酸化ストレスは抗酸化能がCOPDで極端に低下しているためBA/ACOSに比して亢進していることが示された。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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