研究課題
基盤研究(C)
喘息患者では気道上皮バリアが脆弱である。上皮バリア機能を制御する新たな分子を同定するため、気道上皮細胞モデルを用いて網羅的遺伝子発現解析を行いNDRG1を同定した。さらに、バリア形成過程でmir-155の発現が上昇し、上皮バリア制御に重要な役割を果たしていることを明らかにした。疾患感受性遺伝子であるPCDH1は、機能が不明であったが、PCDH1の上皮バリア機能への関与を検討し、気道上皮細胞においてPCDH1の発現が上皮バリア形成に重要であることを明らかにした。
気管支喘息の病態研究