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2014 年度 研究成果報告書

細胞極性制御因子による皮膚幹細胞の維持機構

研究課題

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研究課題/領域番号 24591669
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関秋田大学 (2014)
日本医科大学 (2012-2013)

研究代表者

長田 真一  秋田大学, 医学部, 講師 (00244484)

連携研究者 大野 茂男  横浜市立大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10142027)
秋本 和憲  東京理科大学, 薬学部, 准教授 (70285104)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード細胞極性 / プロテインキナーゼC / 毛包幹細胞 / 休眠 / 脱毛 / 遺伝子改変マウス
研究成果の概要

哺乳類の上皮細胞の極性を制御する蛋白質aPKCλ(atypical protein kinase C lamda)の皮膚における役割を調べるために、表皮特異的にaPKCλを欠損させた変異マウスを作製した。この変異マウスでは、毛周期が異常になり、進行性の脱毛、および表皮と脂腺の分化異常をきたした。これらの異常は、aPKCλの欠損により毛包幹細胞の休眠誘導因子(Fgf18とBmp6)の発現が低下し、毛包幹細胞の休眠状態が破綻するためであることを見出した。以上の結果から、aPKCλは毛包幹細胞の休眠状態を制御することにより、皮膚幹細胞の維持に関わっていることが明らかになった。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2016-06-03  

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