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2015 年度 研究成果報告書

がん幹細胞の放射線応答を指標とした至適な放射線治療効果増強法を目指した基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24591860
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

秋元 哲夫  国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 分野長 (10261851)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード放射線感受性 / がん幹細胞 / 放射線抵抗性 / 放射線生物学 / 放射線治療
研究成果の概要

本研究はがん幹細胞の放射線応答を指標とした至適でかつ効率的な放射線治療効果増強法の確立を主目的にして立案された。平成24年度および25年度は培養細胞を用いた基礎的な研究を実施し、それ以降は強度変調放射線治療で根治照射を施行した中咽頭癌症例の予後とp16発現とがん幹細胞マーカーであるCD44の発現との相関について検討をした。対象例の3年全生存、無増悪生存および局所領域制御は73%、64%および76%,であり、CD44陽性の57% および70%に比較して有意の良好であった。これらの結果は、がん幹細胞の腫瘍内の多寡が放射線治療の効果や予後予測に重要であることを示すものと考えている。

自由記述の分野

放射線腫瘍学

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公開日: 2017-05-10  

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