研究課題/領域番号 |
24591933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
林 秀樹 千葉大学, フロンティア医工学センター, 教授 (20312960)
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連携研究者 |
豊田 太郎 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80422377)
田村 裕 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50263174)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | インドシアニングリーン / 光線温熱療法 / 光線力学療法 / ハプテン |
研究成果の概要 |
新規に開発した疎水性近赤外蛍光プローブICG-C18を用いたリポソームシステムが、薬物送達システムとして消化器癌治療に応用可能かどうかに関する基礎的な検討を行った。マウスの腫瘍モデルを用いた検討で、200nmの平均粒径に整形した蛍光化リポソームは、EPR効果により腫瘍に集積し、近赤外光の照射により腫瘍の発育抑制を認めた。シスプラチンを内包化したリポソームを同様のモデルで検証したところ、発育抑制効果の増強を認めた。ジニトロフェノールを内包化した蛍光リポソームを作製し、in vitroで近赤外光照射による内包内容の放出効率を評価したところ、1.5~4%程度であることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
消化器外科学
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