研究課題
基盤研究(C)
核内受容体転写共役因子SRC-3によって制御される遺伝子として増強された遺伝子は細胞周期制御因子としてサイクリンD2、E2、M4、T2、CDC25A、AKTシグナル系としてIGF-Ⅰ、IGF-Ⅱ、IRS-1、IRS-2、PIK3CA、AKT1、NFkBシグナル系としてBIRC2、BIRC3、GADD45Bが各々認められた。細胞周期制御因子であるサイクリンEとCDC25Aはアンドロゲン受容体、SRC-3、PI3K/AKT/mTOR経路関連遺伝子に対する結合能だけでなくプロモーター転写活性能も認められ、前立腺癌のホルモン耐性機構獲得への関与と分子標的治療への応用が期待できる。
外科系臨床医学 泌尿器科学