研究成果の概要 |
卵巣癌に対するPaclitaxel/Carboplatinの新規投与法(dose-dense Paclitaxle 静脈投与/Carboplatin腹腔内投与、以下ddTCip療法)第II相試験の臨床検体および臨床情報を利用してバイオマーカーの探索を行った。マイクロRNAマイクロアレイ解析を行い、クラスタリング解析の結果、PR以上の奏効率が得られた症例ではmiR-100, miR-126, miR-145などのマイクロRNAの有意な発現低下が認められた。またプラチナ耐性ではmir-142-3p, miR-28-5p, などの発現亢進が認められ、新規バイオマーカー候補と考えられた。
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