研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、口腔扁平上皮癌肺転移モデルに対する温熱療法(HT)と樹状細胞(DC)を用いた新規な併用療法の可能性を探求し、この療法の条件を最適化することである。抗原性が極めて低い腫瘍の肺転移に対して、腫瘍に対する加温(43℃)、樹状細胞の注入、腫瘍と樹状細胞に対するマイルドな加温(41℃)という3つのステップが腫瘍特異的な免疫を誘導でき、副作用のほとんどない新しい口腔癌の治療法になりうると考えられる。
医歯薬学