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2015 年度 研究成果報告書

乳児期における人見知りのメカニズム:行動―脳―遺伝子の多角的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24600028
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

松田 佳尚  国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 客員研究員 (60342854)

研究分担者 小西 行郎  同志社大学, 心理学研究科, 教授 (40135588)
渡部 基信  同志社大学, 赤ちゃん学研究センター, 研究員 (30649306)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード人見知り / 乳児 / 気質
研究成果の概要

乳児期の人見知り行動が、相手に近づきたい(接近行動)と怖いから離れたい(回避行動)が混在した状態、すなわち「葛藤」状態であることを発見し、さらに相手の「目」に敏感に反応することを明らかにした。さらに、自分と向き合った顔(正視顔)とよそ見をしている顔(逸視顔)の映像では、よそ見をしている顔を長く観察することが分かった。また、800名を対象に生後4~18ヵ月の間、縦断研究を行ったところ、人見知りの出現時期や強さに個人差が大きいことが分かった。この成果によって、これまで知られていた、学童期に見られる人見知りの原因とされる「接近と回避の葛藤」が、わずか1歳前の乳児でも見られることが初めて示された。

自由記述の分野

発達心理学

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公開日: 2017-05-10  

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