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2014 年度 研究成果報告書

生殖の倫理をめぐる言説における「生命」及び「人格同一性」概念の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 24610009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生命倫理学
研究機関明治学院大学

研究代表者

加藤 秀一  明治学院大学, 社会学部, 教授 (00247149)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード生殖倫理 / 概念分析 / 人格同一性 / 生命観 / 非同一性問題
研究成果の概要

近年の生殖医療技術をめぐって生じている倫理学的議論において用いられる「生命」概念には、個体を超えた連続性や全体性を強調する側面と、「かけがえのない生命」のように個体の唯一性を強調する側面があり、相互に緊張関係をもっている。本研究では、この後者に特に着目し、人々が抱く「人格同一性」の概念を明らかにすべく、ロングフル・ライフ訴訟や動物愛護運動の言説などの素材について分析した。その結果、まだ生まれていない子どものような対象について、いかなる意味でも未だ存在しない対象として扱う態度と、あたかもすでに生まれて存在しているかのように扱う態度が混在していることがわかった。

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2016-06-03  

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