酸化ストレスシグナルによる幹細胞分化促進と脱分化抑制機構の解明

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24615001
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 再生医学・医療
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 守田 匡伸 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10519094)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 幹細胞 / リプログラミング / iPS

研究成果の概要

酸化ストレスが未分化細胞の増殖や分化の制御にも深く関与していることが近年の研究により明らかになってきた。本研究では酸化―抗酸化のバランス調節において中心的な役割を果たしているKeap1-Nrf2システムがリプログラミング時において重要な役割を担っていることを明らかにした。Nrf2の活性化により細胞周期を停止させる因子が誘導され、iPS形成を抑制していることが明らかになった。

自由記述の分野

分子生物学