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2012 年度 実施状況報告書

南アジアにおける歴史的遺産・景観文化に関する学際的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24617010
研究種目

基盤研究(C)

研究機関京都府立大学

研究代表者

福井 亘  京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (60399128)

研究分担者 坂本 真司  大手前大学, 現代社会学部, その他 (20425094)
佐野 光彦  神戸学院大学, 公私立大学の部局等, 講師 (30446033)
魚津 知克  大手前大学, 付置研究所, その他 (70399129)
中井 淳史  大手前大学, 付置研究所, 研究員 (80411768)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード南アジア / バングラデシュ / イギリス / 歴史的遺産 / 景観文化 / 風景 / 国際情報交換 / GIS
研究概要

平成24年度の実績としては,今後へつなげるための予備的な調査が主体であり,次年度へ向けた調査の下地を作ったことである。
まず,今年度は,南アジア地域としてのバングラデシュ,ならびに宗主国であった英国への次年度本調査へ繋げるための予備的な文献調査を進めてきた。
バングラデシュへは,文献,ならびに調査票による調査と,加えて関係各所でのGPSによる位置情報取得を進め,各種データの収集を進めてきている。調査票調査については,市民による都市景観の意味づけをめぐる景観要素と考えられる箇所において,聞き取り調査を進めている。
英国へは,ロンドン大学東洋アフリカ研究学院においての都市,農村に関する文化,遺産についての文献調査を進め,現在その精査をしているところである。これらをもとにしながら,参加メンバーによる研究会を随時行うとともに,次年度へ向けた調査の方向性を確認してきている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

初年度では,文献を中心にした調査と考えていたことから,研究目的の初期段階はある程度達成できたものと考えている。しなかしながら,本研究に関する文献そのものが少ない点であることから,網羅的に調査を進めていくことが必要と考えており,そういった点において,やや遅れていると考えている。
調査票調査については,市民への聞き取りが現在,進められており,その点は達成度として進んでいるものと云える。また,平成25年度に向けた調査の問題点なども各自行えていると考えている。GPSによる位置情報の取得については,現在はまだ中途の段階といえ,達成度については,やや遅れている。
今年度は,次年度に向けた下地づくりとし,基礎の部分を固めることができたと考えているが,次年度での調査をエフォート内で精力的に進めていく必要があるといえ,本区分の「やや遅れている」との達成度結果となった次第である。

今後の研究の推進方策

研究計画書の目的にあるように,今後は平成24年度で進めた文献調査と調査票調査による研究を土台として,南アジア社会のバングラデシュを中心としつつ,周辺各国にも目を向け,都市の空間における歴史的な遺産と景観に対する現地居住者の認識等について調査を進めたい。
調査については,調査票調査,歴史遺産や文化についての位置,状況,文献の調査をさらに進めるとともに,それに対する市民姿勢,認識について検討を進める予定である。

次年度の研究費の使用計画

該当なし

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公開日: 2014-07-24  

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