研究課題
挑戦的萌芽研究
副交感神経の低下と交感神経の亢進が心不全に大きな影響を与えていいることから、デバイスによる副交感刺激療法の前臨床試験が始まっている。しかし、同方法は高価で侵襲的である欠点がある。そこで、心不全ラットの自律神経反応性を有する経穴である「足三里」に鍼電気刺激を行い、心拍変動法を用いて自律神経機能評価を行った。その結果、不全心の自律神経介入治療の目標である副交感神経機能改善の可能性を示唆する所見が得られた。
総合領域