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2014 年度 研究成果報告書

細胞老化におけるアポトーシス抵抗性の分子基盤の解明とその阻害方法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 24650625
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関公益財団法人がん研究会

研究代表者

原 英二  公益財団法人がん研究会, がん研究所がん生物部, 部長 (80263268)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード癌 / 遺伝子 / シグナル伝達 / 老化 / 発現制御
研究成果の概要

細胞老化特異的にアポトーシスを誘導できる低分子化合物を探索した結果、ある特定の分子に対する阻害剤が複数ヒットした。そこで、様々な方法で細胞老化を誘導したヒト線維芽細胞においてこれら阻害剤に共通の標的分子(ヒストン修飾酵素)をRNA干渉法を用いてノックダウンしたところ、効率よくアポトーシスを誘導できることが確認された。更に網膜色素上皮細胞など、線維芽細胞以外の細胞においても同様の結果が得られたため、このヒストン修飾酵素が細胞老化に共通してアポトーシス抵抗性を示す原因分子の一つである可能性が強く示唆された。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2016-06-03  

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