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2013 年度 研究成果報告書

氷中の水分子の高速拡散メカニズム解明-粒界拡散の役割-

研究課題

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研究課題/領域番号 24651008
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 環境動態解析
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

高田 守昌  長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (50377222)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード拡散 / 連続自動分析 / CFA / 粒界
研究概要

氷床コアによる古気候の高精度解読を目的とし、堆積後の氷中において温度の指標となっている水分子の安定同位体の粒界拡散移動に着目することが当初の研究目的であった。種々の事情で、水分子の安定同位体を分析が困難となったことから、同様に古環境復元に用いられている、溶存化学イオン成分の移動について調べることを目的とした。そこで、この拡散実験を行うため、氷試料を高空間分解能で化学イオン成分が分析が分析可能な連続自動融解装置の開発を研究の軸とした。本研究では、装置の分析部を考案し製作が完了した。自動化と融解部については現在も開発を継続している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 氷床コアの溶存イオン成分の連続融解分析装置の開発2013

    • 著者名/発表者名
      高田守昌,平林幹啓,東久美子, Remi Dallmayer,東信彦
    • 学会等名
      第4回極域科学シンポジウム
    • 発表場所
      立川市
    • 年月日
      2013-11-15
  • [学会発表] イオンクロマトグラフを用いた氷床コア試料の連続融解分析装置の開発―装置の概要―2013

    • 著者名/発表者名
      高田守昌,平林幹啓,東久美子, Remi Dallmayer,東信彦
    • 学会等名
      雪氷研究大会(2013・北見)
    • 発表場所
      北見市
    • 年月日
      2013-09-18
  • [学会発表] 熱腐食孔(エッチピット)を利用した結晶方位解析2012

    • 著者名/発表者名
      高田守昌,重国亜沙子,笠原亮、東信彦
    • 学会等名
      雪氷研究大会(2012・福山)
    • 発表場所
      福山市
    • 年月日
      2012-09-25
  • [学会発表] 氷の結晶粒径と方位の測定法-画像処理ソフトの開発と方位測定の発展-2012

    • 著者名/発表者名
      高田守昌,重国亜沙子,笠原亮、東信彦
    • 学会等名
      雪氷学会北信越支部研究発表会・製品発表検討会
    • 発表場所
      加賀市
    • 年月日
      2012-04-14

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公開日: 2015-06-25  

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