研究課題
挑戦的萌芽研究
ドミニカ共和国における鉛汚染のあった河川河口に生息する珊瑚も発見でき、採取にも成功、既往の分析法(EDX、溶解後のICP-MS)による鉛分析では目標の数十μmの分解能の測定は行なえるが、環境中の量の検出感度は無いことがわかり、サンゴからのBa Lα線について大気中での測定をめざし分析装置の開発を行った。試料から39mmmの位置に検出器を設置した場合に、真空コリメーターを用いることでマグネシウムについて1000倍以上の感度改善できた。コリメーターを用いて不純物のFeの定量分析を行い、軽元素マトリクス中にppm(百万分の一の比)レベルで含まれる重元素について定量分析が可能であることを示した。
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