研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、サトウキビ由来の糖蜜を利用するバイオエタノール生産からの廃液を、微生物燃料電池で利用するシステム構築を目的とした。その糖蜜廃液は、色度が極めて高く、メラノイジンと推定される高分子物質が存在した。微生物燃料電池は、まず曝気による酸素供給をする二槽式セルを用いた。長期間発電し続け、45日間での電気量は0.04Ahであった。また、曝気を行わない一槽式セルも、二槽式セルと遜色ない発電量であった。pHについては、pH 5以下になると極端に発電量が低下した。以上、得られた知見を用いることで、糖蜜廃液を用いた微生物燃料電池の連続運転が可能であることがわかった。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (5件) 備考 (2件)
環境浄化技術
巻: Vol.13, No.2 ページ: 54-58
Journal of Water and Environment Technology
巻: Vol.10,No.4 ページ: 449-461
土木学会論文集G(環境)
巻: Vol.68,No.7 ページ: 185-192
Chemical Engineering Journal
巻: Vol.180 ページ: 197-203
http://www.osaka-sandai.ac.jp/cgi-bin/cms/index.cgi
http://www.osaka-sandai.ac.jp/cgi-bin/cms/rdproject.cgi?rdproject_cd=o7UEeKPFOb