研究課題/領域番号 |
24651203
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
佐藤 佳子 独立行政法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究技術専任スタッフ (40359196)
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研究分担者 |
熊谷 英憲 独立行政法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, グループリーダー代理 (10344285)
兵藤 博信 岡山理科大学, 自然科学研究所, 教授 (50218749)
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連携研究者 |
岩田 尚能 山形大学, 理学部地球環境学科, 准教授 (70302289)
溝口 一生 一般財団法人電力中央研究所, 主任研究員 (50435583)
土志田 潔 一般財団法人電力中央研究所, 主任研究員 (40371413)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 希ガス同位体 / 核分裂起源 / 断層起源 / 東北地方太平洋沖地震 / 脱ガス / 原子炉事故 / リソスフェア起源 |
研究成果の概要 |
地球大気の希ガス組成は、同位体組成および存在度ともに、全地球史を通じて、大規模な火成活動や宇宙天体の衝突を除けば、大きな変化がみられないとされてきた。このため、環境希ガスとして存在する放射性希ガスは、原子炉での核反応の証拠として観測されている。超巨大地震である東北地方太平洋沖地震直後は余震として著しい地震活動の激化がみられたため、断層運動に伴う希ガス放出によっても、大気の希ガス同位体組成に変動がみられることが予想された。国内各地で大気を採取し、平成23年の東北地方太平洋沖地震後から同年の台風シーズンまで、以前の大気試料と比較したところ、大気の標準同位体組成とは異なる希ガス同位体比が得られた。
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自由記述の分野 |
同位体地球科学・地球年代学
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