研究概要 |
本課題では栽培種イチゴの黒斑病に対する罹病性/抵抗性の決定に関与する遺伝子の単離,に向けて連鎖するDNAマーカーの開発を行った.AFLPバルクタギング法に準じてシーケンスライブラリの調製,塩基配列を取得,CD-HIT-ESTによる配列クラスタリングで罹病性イチゴ集団および抵抗性イチゴ集団それぞれにリード数が著しく偏った配列クラスターのフィルタリングし,偏ったリード数を示す3,679DNA配列をマーカーとした.さらに検証するため,配列クラスターを特異的に増幅可能と思われるPCRプライマーの設計と増幅による検証を行い,マーカー候補231のうち126が増幅多型を示し,DNAマーカーの取得に成功した.
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