研究課題
挑戦的萌芽研究
非線形偏微分方程式・変分問題で、幾何学的測度論に関連する問題が重要な研究対象となってきた。この問題は変分問題を出発点として、放物型などへも拡張されてきた。しかしながら、正則性の問題などから、双曲型への拡張はあまり行われてこなかった。本研究では幾何学的測度論と双曲型との融合をメインテーマとし、特に自由境界問題についての研究を行ってきた。物理的イメージとして、液滴の付着問題、弾性体ボールの衝突問題などにあたり、数学的手法と共に数値解析法の開発も行ってきた。現在、表面張力に駆動される液滴の運動を粒子法で再現したり、マルチフェイズ(多数の重なり合う泡構造)の問題についても数値結果を得た。
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すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)
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計算工学講演会論文集17
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