研究課題
挑戦的萌芽研究
化石燃料の枯渇や排出される二酸化炭素の濃度上昇が深刻な問題となっている現在、持続可能な科学技術の確立に向けて、限りある資源を無駄なく有効に利用する合成や、再生可能な炭素・エネルギー資源を活用した合成への転換が求められている。本研究では光のエネルギーを駆動力として利用する有機合成法の開発に取り組み、入手容易なアミノケトンに太陽光を利用して1気圧の二酸化炭素を取り込む反応や、アミノケトン類から含窒素環状化合物を効率よく合成する手法を開発した。
有機合成化学