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発光特性を外部刺激によってスイッチすることは様々な光デバイスや記録メディア等の応用に期待が持たれている。本研究では光刺激によって光二量化および開裂反応を繰り返し行うチミン塩基に注目し、アミノエチル基を導入したアミノエチルチミン（AET)を合成した。このAETとアントラセンジスルホン酸との間で有機塩を作成した。この有機塩は様々な有機溶媒を包接し、溶媒に応じて特徴的な発光を示した。特に、アントラセン部分がタンデム配列になったものは、これまで知られている発光プロセスとは明らかに異なる。今後、包接空間を利用し、光二量化に最適な分子配列を構築していく。
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