研究課題
挑戦的萌芽研究
NaCl型(B1)構造のMO酸化物に10 GPa以上の高圧をかけて処理することによりCsCl型(B2)構造のMO酸化物に変態することが知られている。金属EDTA原料から出発したSrOを還元雰囲気中で焼成したところ、B2構造SrOが常圧で得られた。2at.%Euを添加したところ、紫外線励起により456 nmの高輝度な青色発光が高圧相から得られ、水中でもこの青色発光が30日間確認できた。高圧相SrO:Eu2+蛍光体は板状の10 nm程度のナノSrO結晶体からなっていた。このナノ結晶を成長させるために、大気開放型CVD法ならびにキレートフレーム法によりSrOの合成を試みたが、B1構造のみが得られた。
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