ベルト型高圧装置における圧力精度の向上(<3.7 GPa)、及び外気温度の影響によるシリンダー/アンビル、高圧部材等の温度変動に伴う、発生圧力の再現性を検証した。結果、発生圧力誤差を従来の半分以下である~0.2 GPa以内に抑えることに成功した。これにより圧力の精密制御が可能になったため、12CaO・7Al2O3(C12A7)結晶中のCaサイトへのMgとSrの置換ドーピングを試みた。Mgドーピングした試料を得ることはできなかったが、Srドーピングには成功し、C12A7-S12A7固溶体が得られた。
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