研究課題
挑戦的萌芽研究
本申請では,積層圧延を用いたFe原子層とNi原子層の多周期積層構造の形成による「レアアース」を利用しない新規なバルク永久磁石の開発を目的とする。「積層圧延」と「誘導加熱による接合」を利用し,FeとNiの各層が約1 μmの厚みで26層の試料として実現できることを確認した。(圧延率:95 %程度)本研究期間を通じ,要求される圧延率(95 %以上)の実現は困難であったものの,いろいろな知見を取り入れながら今後も検討していく予定である。加えて,所望の圧延加工条件を達成した後も,規則度,集合度の制御の必要性が考えられ,規則化させる長時間での低温熱処理の必要性も示唆された。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
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http://www.eee.nagasaki-.ac.jp/~magnet/paper.html