研究課題
挑戦的萌芽研究
炭素繊維材料を接着することによる,社会基盤構造物の補修・補強では,一般的な材料である鋼やコンクリートの線膨張係数(10~12μ/℃)と比べ炭素繊維材料の線膨張係数がほぼ0μ/℃と大きく異なるため,温度変化を受けるだけで,構造物に熱応力が生じることが問題として挙げられている.本研究では,この課題を解決するために,炭素繊維材料と共に,線膨張係数が23μ/℃の構造用アルミニウム合金を接着して,構造部材にに生じる熱応力自体を低減させる新たな工法を提案し,温度変化試験によりその効果を明らかにした.また,炭素繊維接着に対するはく離評価法についても提案した.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
土木学会論文集A2(応用力学)
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Asia-Pacific Conference on FRP in Structures, APFIS, Melbourne
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http://csd.kuciv.kyoto-u.ac.jp/