研究課題
挑戦的萌芽研究
未解明であるマグネシウムの生体吸収機構を明らかにするため、マグネシウムの吸収に関わる腸上皮の基底側に局在するMg2+排出トランスポーターMagExの遺伝子破壊マウスを作出した。ホモ欠損マウスでは血中マグネシウム濃度が低下していた。また腸からのマグネシウム吸収能を比較するべく糞中のマグネシウム量を測定したところMagExの欠損により増加していたが、摂食量について野生型マウスと明確な差は認められなかった。これらの実験結果より、MagExが生体内へのマグネシウムの吸収に重要な役割を果たしていることが強く示唆された。
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