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本研究では、昆虫死体から耐熱性を示すLysinibacillus様菌株を分離し半翅目に対して強い殺虫効果を示す菌株の結晶性タンパク質をスクリーニングした。各種の昆虫を約20000個体収集しBacillus属類縁細菌株約5000株を取得し、培養性状と顕微鏡観察によって、約2000株がLysinibacillus属近縁細菌として選別した。16S rRNA配列により最終的に約500株がLysinibacillus属に属した。Cryタンパク質のアミノ酸配列の分析を行ったが、使用したプライマーがほとんどの菌株で機能しなかった。分離された菌株は保存し、利活用を希望する研究者に譲渡する態勢を整えた。
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