研究課題
挑戦的萌芽研究
犬のリンパ腫細胞において、CDKインヒビター(細胞周期を調節する蛋白質)をコードするp16, p15, p14遺伝子およびABCDトランスポーター(細胞から薬剤等を排出する蛋白質)をコードするABCB1遺伝子の発現を解析した。DNAメチル化やヒストンH3脱アセチル化といったエピジェネティック制御によってこれら遺伝子の発現が減少している例が見いだされた。さらに、その制御を阻害するエピジェネティック医薬品によって遺伝子発現量が回復した。本研究により、動物の腫瘍性疾患の病態におけるエピジェネティクスの重要性が明らかとなった。
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