研究課題
挑戦的萌芽研究
2型糖尿病の膵島アミロイド沈着について検討した。アミロイド沈着は欧米人では90%以上の患者にみられるが、日本人では28%と低く、膵島内占有面積も17.5%と軽度であった。アミロイド沈着はBMI高値群で頻度が高く、インスリン抵抗性と関連し、今後わが国でも頻度が高くなる可能性がある。アミロイド沈着群では、非沈着群に比し、より高度の膵β細胞容積の減少がみられ、アミロイドがβ細胞の脱落を促進していることが示された。さらに、アミロイド沈着は活性化マクロファージの浸潤を伴い、催炎症反応によってβ細胞の脱落を促進している可能性が示された。この機構を制御することは新しい糖尿病治療の標的となるものと考えられる。
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Diabetes Care 2014 Apr 4
巻: [Epub ahead of print](PMID:24705612)
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