研究課題
挑戦的萌芽研究
炎症性腸疾患(IBD)が再燃するのは、腸炎惹起性メモリー細胞が残存していることが原因であることを報告してきた。本研究は、このメモリー細胞を制御することで、再燃を抑制する治療法の開発につなげることを目的とした。本研究の結果は以下の通りである。1. Th17はLympoid tissue inducer-like cellによって誘導された。2. Classical Th1は、alternative Th1の存在下で腸炎惹起性を獲得した。3. 整腸剤であるClostridium butyricumが、抑制性マクロファージを誘導した。IBDの慢性化には、様々な細胞集団が関与していた。
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