研究課題
挑戦的萌芽研究
Th17経路関連遺伝子の突然変異が乾癬の病因であるという仮説の検証を試みた。患者皮膚には炎症細胞が多数存在するが、組織からの細胞回収率が低かったため、引き続く蛍光染色およびFACSにてTh17細胞を得られず、遺伝子解析は実施できなかった。凍結保存組織よりRNAを単離し、cDNAを次世代シークエンサーにより解析することで、本研究で計画した遺伝子変異を同定することは十分可能であり、患者試料の収集を継続している。